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いろいろ

子供への視点。

なにぶん・・
うちの子は会話が成り立たなかったので
色んな視点を持って接しないと何かと不便だったのと。
もともと分析屋な気質があるのか
多角的な視点という物を持って接していうのが常でして。

どういう事を考えてみてるかというと・・。
障害があるという医学的、もしくは療育的な視点。(つまり人より遅れてますなと言う視点)
生物学上の視点(肉体的な反応及び脳科学的な視点。うちの子でかいんで、普通のことはちょっと違う視点がいる。つまり人より遙かに大きいんでっせ。そういう部分の状態を考えてたり。肉体的な反応も含む)
心理学的な視点(療育的とはちと違う、通常の発達心理学。通常の成長段階を踏むことが多いため、照らし合わせることがかなり重要)
だいたいこれを発達段階がどれがどの辺に当たるか、
遅れてる部分とそうでない部分があるものですから常にいろいろな部分から見ていって何が必要か探っていく癖がいつのまにやら付いていて・・。

親の情、とくに親としての感情等という物はトラブルがあった場合
一番蚊帳の外に置いておかないと対処が出来ない、というのがあって
あまり考えないようにしていたのでした。
この子がこんな目にあって、だの、どうしてこんなことするんだろう?
自分が辛くなるような感情は
蚊帳の外に置いてるので。

パニックになって
道路に踏ん張る我が子の横で
ほ~かほ~かと案外冷静に座っていられたのは
多角的視点のおかげだったり。

他のこの発言から状況分析や心理分析の方に視点を置いていくため
腹が立つだの、言われて辛いだの
そう言うことを全く考えないわけではないんですけど
普通の方が悩むより凹む頻度は遙かに低いんじゃないかなあ
と思うこともしばしばあります。

後から
こういう対応の仕方が案外理にかなった物だったようだと
通り過ぎて振り返った後に気がついて少しホッとしているのだけど。。

只こういうこと考えてる方が珍しいらしく
あまりおおっぴらには語らないのが常ですが。。

昔はとまあ
上のように細かく考えて分析してましたが
(他にも状況によって視点はいろいろありますが)
最近はすっかり楽をしていて。
色々な視点は持ってない訳じゃないですが、だいぶ忘れてしまいました。

只、言えるのは
自分の子だけ見てたら本当の対処は出来ない、ということでした。
いろんな立場、状況を想像してみんなが暮らしやすく対処していけばたいがいうまくいくかなと感じています。

by rakudamaru2 | 2007-03-02 22:44